一人でフランスとイタリアに2週間ぐらい行ったときのメモ
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1人でフランスとイタリアに行ってきたのでそのときの諸々をメモ
2018年9月にフランス、ヨーロッパに個人手配で2週間ほど旅行に行ったので、そのときのことを備忘録としてメモ。
メモなので文字が多いです。
事前準備
日程決め・予算決め
まず、どこに行くか、何をするかを決める。
自分の場合は、モン・サン・ミシェルが見たいというのが第一希望だったので、それを中心にフランス、イタリアあたりを2週間ぐらいで見に行こうと決定した。 また、ツアーを使わずに個人手配で行くことも決めた。
日程は、
- 3泊4日 パリ観光(日本からの移動日含む)
- 1泊2日 ベネチア観光
- 3泊4日 フィレンツェ観光
- 3泊4日 ローマ観光
- 1泊2日 モン・サン・ミシェル観光
という感じで、11泊13日だった。
航空券を取る
決めた日程の航空券を取る。航空券はGoogle Flightsかスカイスキャナーなどを使って調べる。 乗り換えの回数とか、時間とか、航空会社とかを意識しながら乗る飛行機を決める。
自分の場合は、羽田 - 北京 - シャルル・ド・ゴール という経路で往復76920円だった。 航空会社は中国国際航空(Air China)だった。
宿泊先を決める
次は宿泊先を決める。
自分は宿泊先探しにBooking.comとAirbnbを使った。
両者の比較
- Airbnb
- 民泊なので、ホストファミリーがいる。よって相性がある。ホストに気を遣ったりとか、ちょっと話したりとかはする。
- 民泊なので、ホテルと比べてアメニティや清掃などのサービスなどはないことが多い
- 宿泊先を探す場合に値段別でソートできない
- 値段ではなく、体験で選ばせようとする思想なので良いところがあれば使う
- Booking.com
- UIが良く使いやすい
- 地図で検索、値段で検索、部屋の確認とか
- セールがあったりとかして安くなることが多い
- ホテル・ドミトリーを探すならこれで間違いない
- UIが良く使いやすい
宿のタイプ比較
- ホテル
- 日本のホテルと同じ感じ
- 個室、アメニティ、サービス
- 日本ほどしっかりした清潔感やサービスを期待してはいけない
- 他のタイプと比べて高い
- ドミトリー
- 共用部屋に二段ベッドがいくつかおいてあり、そのうちの1つを使う形式
- タオルなどは用意してくれるところもある、がないことも多い
- トイレ、シャワーも共用
- 安い
- 同じ部屋にどんな人がくるかわからない。
- 安いので、若い人が多い。夜中に帰ってきたりする人もいる
- ホテルに比べて狭いし汚いことが多い
- 一人旅の人も多いので、話したりできる
- 民泊
- ホストファミリーのおうちにおじゃまして、滞在中一部屋or一軒家まるごと借りる
- 実際に会うまでお互いに相手がどんな人間かわからない
- ので、ホストファミリーとのコミュニケーションはとる(相手もそれを望んで民泊をやっていると思う)
- どれくらい話すかとか、どれくらいの距離感かとかは使ってみるまでわからない
- 現地で普段住んでいる人の感じに近い感じで滞在できる
自分の場合は、滞在した5箇所のうち、ドミトリー2箇所、ホテル2箇所、民泊1箇所に泊まった。
それぞれの感想をあげる。
- ドミトリーA
- 同居人が若いグループの女性陣で、片身も狭いし場所も狭いしでわりと辛かった。
- シャワールームが狭かった
- ドミトリーB
- 同居人が男性陣一人旅の人だけで、部屋も広く快適だった。
- キッチンやシャワールームも良かった。
- ホテルA、B
- それぞれ日本のホテルと感覚的には同じ
- 民泊
- ホストファミリーのお母さんがとても優しく快適だった。
- 朝晩観光の前後に今日何する予定かとか、どこ行く予定かとか、感想とかをコーヒー飲みながら話した、割と楽しかった
荷物を用意する
旅行に持って行く荷物を用意する。一人旅なので、なるべく少なく、軽くすることを目標にする。
持って行って役立った荷物を列挙する。
- スーツケース
- ハードタイプのスーツケースより、ソフトタイプの軽いやつの方がおすすめ
- バンダナなどの目印をつける
- 服
- 男の一人旅なので適当に
- 洗剤を多少持って行き現地で洗うことにすると量が減って良い、コインランドリーの利用も考える
- 現金・クレジットカード
- 紛失・盗難対策に現金は5万円分ぐらいを小分けにして分散して持っておく
- クレジットはVISA・マスターカード両方あると安心
- 限度額に注意
- スマホ
- 必須、これがないと死を覚悟する
- 移動時間など暇な時用に映画をダウンロードしておく
- SIMフリーのものだとSIMを現地調達して挿すだけでネットに繋がるので楽
- アプリ
- Google Map: 神。乗り換えとか、店の営業時間、評価の確認とかに使う。
- 住所入力だとたまに実際の場所と違う場所が表示されることがある。
- あらかじめ行く範囲のオフラインマップをダウンロードしておくと良い
- Google 翻訳: カメラ入力が便利、店のメニューを撮影して翻訳したりできる。こちらもあらかじめ現地の言語をダウンロードしておく
- Google Map: 神。乗り換えとか、店の営業時間、評価の確認とかに使う。
- SIMカード
- 2週間で4GBのものをあらかじめAmazonで購入、むこうについたときに機内で入れ替え
- 地図検索とかで普段より使うので注意。自分は4GBでギリギリだった
- ホテルのWi-Fiなどが使えるときは使う
- モバイルバッテリー
- スマホを酷使するので必須
- ある程度大容量の方が良いかも
- 電源プラグ変換器
- USB端子とかついてるタイプがあると便利
- このタイプ を買った
- 予備ヒューズとかもついてて安心感ある
- ばんそうこう
- 歩き回るので靴擦れしがち
- 毎日使った
- 南京錠
- バッグのファスナーにつけて防犯に
- ロッカーの鍵としても使う(ドミトリーなどでは元から鍵がついておらず自前の鍵を使うことが多い)
- 衣類圧縮袋
- スーツケースに衣類を詰め込む用
- ちょっとした袋代わりにもなる
- クリアファイル
- チケットやパンフレットとかを入れるのに一つあると便利
- 爪切り
- 2週間ぐらいだと気になってくるので
- 石けん、ハブラシ、スポンジ
- 現地で買っても良いかも、少量でもあると安心
- 薬
- 現地でも買えるが、正露丸やバファリンなどは少量でも持って行った方が安心
行く
準備が整ったら出発する。空港には2時間前までについていると安心
治安
少なくとも自分が行ったフランス、イタリアでは主要な観光地には警察官とか小銃もった軍人がパトロールしているので不安はない。 とはいえあらかじめ行く前にどこら辺が危ないかとかのチェックはしておく
巻き込まれるのに気をつけるとしたら軽犯罪とかその辺。基本的に、日本で見かけても無視する類の人は海外でも無視すること
また、路地裏とかを通る時や人混みなどではスリ、ひったくりにも気をつける。この辺は日本でも同じだと思う
人
- 観光客: 同じものを見にきているので、譲り合いとか助け合いはある程度やった方がお互い幸せ
- 店員: 普通の店なら適当英語で伝えようとすれば相手も察してくれる、困った時とかは聞く
- 押し売り
- 無理やりハグしてきたり、ミサンガとかのアクセサリを無理やり付けさせたあとにお金を請求する人たちがいるので注意
- 基本的な対策としては、相手をせずに無視か、ノーといって移動する
- 乞食も同じ
- 大道芸人とかも、ちゃんと見たり相手をするとお金を要求されるので注意
- ただし自分も楽しんだ場合は少しで良いので払った方がお互い幸せになれる
- キャッチ
- 日本で声をかけられて無視するタイプのキャッチは無視する
- 下手な日本語で呼びかけてきても無視
ご飯
- サンドイッチとかはその辺で売ってるので適当に買える。
- 店員さんは簡単な英語なら話せることが多い
- あとは欲しいものを指差したり、数を指で示したりすれば適当英語で買える。
- 露天とかで値切るつもりがなければ値段はあらかじめ確認しておく、値段が書いてある店に行く。屋台だとカードが使えないことがあるので注意
- お腹が弱い人は生もの、水に注意(水は硬水が多いのでペットボトルの種類を調べておく)
観光地の回り方
主要な観光地だとその辺一帯の美術館に優先入場できたり、バス、地下鉄が使い放題になるパスがあるので2,3日滞在してしっかり見るつもりなら買うと良い
言葉
自分のスキル: 海外経験ほぼなし、数年前に受けたTOEIC900弱。読みはそこそこ読める、リスニングはなんとなく聞けるぐらいで決して得意ではない。 こんなんでもほとんどの場面で中学、高校レベルの英語で通じる(日本の教育すごいと思った)
- ホテルのチェックインとか店での買い物とかのときはあらかじめ会話をシミュレーションしておく
- わからなかったらわからなさそうな顔をする、聞き直す
- 知らない単語が出てきたりもするので、そういうときはGoogle翻訳を使う
- こっちが聞き取れなかった時の相手の会話フロー
- 普通に相手が話してくる
- ゆっくり話してくる
- 単語で話してくる(receipt? とか Ketchup?とか)
- ものを指差してくる
覚えた方が良い言葉・よく使うフレーズ
- 現地語のこんにちは、ありがとう、さよなら、please
- can I …? (〜してもいいですか?)
- can you …? (〜していただけますか)
- how can I …? (〜をするにはどうすれば良い?)
- Google翻訳の訳語を見せてあとはdo you know this ?とかでつなげる
一応旅行用の指差し会話帳みたいなのを買って読んでたんだけど、現地語で話そうとしてもとっさに出てこなかった。 でも挨拶とか簡単な言葉でも現地の言葉が話せた方が受け入れてもらえるし喜んでもらえることが多いので読んでおいてよかった
その他
- スーツケースを持ち歩いているときは少し警戒する
- ホテルに置いておく、預かってもらう
- 疲れたら休む
- 気疲れ、歩き疲れなど、普段より体力を使うので定期的に休む
- ベンチで座ったり、その辺で一休みするときは荷物から手を離さない、周りに人がいるところで休む
- 定期的に絶対になくしたくないもの(パスポート、財布とか)の位置を確認する
- なくした時にいつまでは絶対にあったかを確認するため
- 日本食が恋しくなる
- 味噌汁、ご飯、寿司、ラーメン、そば、うどん、牛丼、ファミチキ、カップ麺、魚、肉、焼き鳥、納豆、豆腐、ハンバーグ、天ぷら、カレー、豚汁
- 甘くないお茶、緑茶、烏龍茶、ジャスミン茶、紅茶、ほうじ茶、スポドリ、コーヒー